まず始めに、この度の「平成30年7月豪雨」によって、
亡くなられた多くの方々に対しご冥福をお祈り申し上げると共に、
被災され大変な思いをされながら過酷な環境のもと
必死に生活・復旧に向け歩まれている方々に対しお見舞い申し上げます。

2018年6月の定時総会により、
このたび作花前理事長から引き継ぐ事になりました坂本と申します。
任意団体の時から強い志をもって活動されてきた
先輩方の思いを引き継ぎながら、
新たな活動に取り組む努力を
していきたいと考えております。未熟ではありますが、
どうぞよろしくお願いします。

さて私は、大学卒業後、医療・福祉現場を経験した後、
現在は大学で社会保障制度を教えながら、
福祉の精神について伝えております。
その際、講義の最初に昨今、福祉に関するさまざまな
ニュースを必ず紹介することにしています。
色々調べてみますと、ご存知の通り、
福祉サービスを受けられない人々、
人権すらまともに保障されていない
現状が報道され、それを我々は目の当たりにしています。
それら事件の背景には、社会から「分断」されたり「孤立」したり、
いつの間にか「隔離」されたりといった現状があるのではないかと思います。

以前、会報第4号のリレーコラムにおいて
『「世界一幸せな国」における人間の幸せを考える』をテーマに、
僭越ながらコラムを書かせて頂きました。「世界一幸せな国」
と呼ばれるデンマークでは、
医療サービスでは「かかりつけ医」が、
福祉や教育サービスでは「ペタゴー」という専門職が
国民ひとり一人を担当することになっています。
「かかりつけ医」においては、
祖父母の代からずっとその家族を同じ
「かかりつけ医」が見守っていることで、
家族は安心して医療サービスを
受けることができているようです。
福祉・教育サービスにおいても「ペタゴー」がそれぞれを担当
していることで、
国民はいつでも悩みを相談できるようです。

特定非営利活動法人福祉オンブズおかやまも
「かかりつけ医」や「ペタゴー」のように、
いつまでも市民ひとり一人
に寄り添う法人であり続けたいと考えております。
今後も、皆様のご理解・ご協力をよろしくお願い致します。

特定非営利活動法人福祉オンブズおかやま
理事長 坂本 圭